Day 38 -ガウディってどんな人? パート1-

こんにちは!

 

スペイン旅行中のブログでガウディのことをまた今度書くと言ったので、今日はガウディについて書きたいと思います。

 

私がガウディを知ったのは、高校の世界史で未完の教会サグラダファミリアがスペインにあるという話を聞いた時です。今から134年前の1882年に着工し、まだ完成していないなんて面白いし、完成したら絶対に観に行きたい!と思っていました。

 

実際に見るまで、ガウディのことは基本的な情報しか知りませんでした。

例えば、

・スペインの建築家

・サグラダファミリアを建築した人

・男の人

こんな感じの誰でも知っているような情報だけです(笑)

 

今回私はスペインでウォーキングツアーに参加しましたが、その中には私の知らなかった情報がたくさんあったので、そこで聞いた話と、私がそのあと調べたことをシェアしていきたいと思います。

 


ガウディ誕生

スペインのカタルーニャ地方南部に3人の男の子がいました。ある日3人は自分の夢について語り合いました。

一人は「外交官になる」

もう一人は「医者になる」

そしてもう一人は「建築家になる」

と言いました。この最後の一人がガウディです。

ガウディは1852年6月25日にカタルーニャ地方南部の町で生まれました。

建築家になると決めてから、生活費と学費のためにアルバイトをしながら学業に励みました。


大学卒業後の最初の仕事

彼の最初の仕事は1878年のレイアール広場の街灯作りでした。バルセロナ市からの依頼だった為、大変名誉ある仕事です。(ガウディの出世作とも呼ばれています)今でもこの街頭を見ることができます。

彼の作品の多くは、植物や自然現象(波や嵐など)を取り入れたデザインが多く見られます。

全体の写真撮り忘れました(笑)

この写真でも分かるように街頭にはカタルーニャの国旗である黄色と赤のストライプ、カタルーニャの守護聖人聖ジョルディの十字が入っています。バルセロナ市からの要望で入れたのかもしれませんが、ガウディはカタルーニャへの愛が強かったと言われています。

 

 


グエルとの出会い

同じ年の1872年にパリ万博博覧会で、ガウディが手がけた手袋入れが話題になりました。(これも植物をモチーフにした物だったようです)これがきっかけで若手実業家のグエルと出会いました。グエル聞いたことある名前ですよね?グエル公園の名前で馴染みがあると思います。のちのガウディの一番のパトロンになります。

 

もともとシューケースに一目惚れしたため、グエルからの依頼は家具などが主でした。しかし、ガウディの手がけたエル・カプリッチョを見てからは建築もガウディに依頼するようになりました。翌年1884年にはグエルにグエル別邸、1886年にはグエル邸を依頼されています。1900年にはバルセロナの観光名所になっているグエル公園を依頼しています。

今は公園と呼ばれていますが、元は新しい住宅地を作ることが目的でした。しかし買い手ははグエルとガウディの2人だけだったと言われています。当時は理解されませんでしたが、今こんな住宅地が売りに出されたら買い手殺到で大変なことになりそうですよね。

本当にタイルが素敵で、友人とお気に入りのタイルを探しながら歩きました。

 

このグエル公園ですが、弟子のジュゼップ・マリア・ジュジョールの助けが多かったと言われています。というのも、この弟子と一緒に仕事をするようになってからガウディの建物はカラフルになりました。グエル公園内のタイルもこの弟子に一任していたと言われている程です。タイルなどのあの目を引く色彩感覚は弟子のものだったと思うとまた違った見方ができます。

ガウディの建物が好きな人は、弟子のジュジョールの建物も好きだと思います。私は実際見た訳ではなく、写真でしか見たことがありませんが、次にバルセロナに行くことがあれば、彼の作品もぜひ見てみたいです。

 

続きはまた明日!